WORKS
作品紹介
建築デザイン
Moriya (IBARAKI)
背の高い雑木林の中にL型園舎を挿入
一面に高木の雑木林が残る土地を保育所用地として確保することができた。市街地化が進む地域で市役所から目と鼻の先にある貴重でかつ、広大な敷地である。できるだけ雑木林を残し、人工的な駐車場の間に園舎を配置して、森林の中に園舎が佇む最高の舞台が設置できた。園舎の園庭側は軒がL型に連なる半屋外の軒下空間とし、縁側やプール、日除けの場所としてとても気持ちがいい。これらの空間は、エントランス側へ抜け、歩道を歩く人々や地域からも見通せるように計画している。また、雑木林を利用してキャンプなどができるようにと炊事場として別棟を設けた。ここは日々森の中で暮らしているようなそんな保育環境となっている。